トラウマ・レスポンダーの研究
災害や事件、事故などトラウマに対応する人たちについて、バイオフィードバック・トレーニング前と2週間後の変化を比較したところ、 楽観性、平和な気持ち、リラックス、職場での満足感などが増加した一方で、 疲労、不安、イライラ、短気、睡眠、疼痛、緊張、頭痛などが顕著に減少しました。
( Carr & Browning, 2019, 国連SDGs Learning, Training & Practie Workshopより, HeartMath研究所)
バイフィードバック・トレーニングは、特に疲労度やストレスの高い仕事、活動する際や緊急事態で、落ち着いて対応する必要のある対人援助職のセルフケアとしても有用です。
HRV呼吸法コーチ・レベル1
ハートマス研究所”レジリエンス・アドバンテージ”プログラムを当社が日本語に翻訳し、正式なトレーニングとして日本に紹介します。
対人援助の臨床効果を高めるため、さらに専門家向けに内容を充実させました。
対人援助職や緊急対応を行う専門職のセルフケア法としてもエビデンスが示されており、受講者が実際にセルフトレーニングを体験しながら、トレーナーのフィードバックを受け、レジリエンスを高めます。
さらに、臨床において、トラウマ、パニック、強迫、うつなどの疾患に対するケアやレジリエンスを高める方法として、バイオフィードバック法を学びます。
ストレスケアの臨床家、心理・医療・教育・福祉の専門家、対人援助職、スポーツ指導者、コーチング、経営者、人事や労務担当者、コミュニティ支援者など、他者を援助する職や業務に就いていて、TFTパートナー、または、アルゴリズムを修了済みの対人援助職が対象。
研修日程
TFTパートナー、または、アルゴリズム修了者向け。(パートナーやアルゴリズムの同時受講も可。)
呼吸センサーでバイオフィードバックを実践しながら、全4回のZoom実習への参加が必須です。
2025年 |
動画自習: 1月11日〜3月31日 +Zoom実習(全4回): 1月19日・1月26日・2月16日・3月16日 (日曜日)午後7時〜9時 受講費:38,500円(税込)〈再受講:23,100円〉 ※別途呼吸センサーが必要です。〈購入方法はお申込み後にご案内します。〉 (約46,000円〜) |
講師
TFTセンター・ジャパン 代表
「ハートアース・リンク」主宰
森川 綾女(公認心理師)
ハートマス認定トレーナー・HRV医療臨床介入修了・ハートマス公式テキスト翻訳、TFTトレーナー
センサーについて
スマホ・タブレット用
耳たぶにセンサーを装着し、アプリの呼吸ペースに合わせてトレーニングをします。外出先でもどこでもできるため、便利です。
【対応】iOS/アンドロイド対応 アンドロイドOS7以上 または iOS11以上
パソコン・Mac用
耳センサー(PPG)で、スマホ用のように、アプリの呼吸ペース・ガイドでトレーニングします。
スマホ用よりグラフがより詳細で、シンプルなゲームでトレーニングできるようになっています。
クライエントの呼吸データをモニターするには、必要な臨床用アプリです。ソフトはダウンロード形式。
4台のパソコンにインストール可能ですので、職場や自宅でそれぞれのパソコンで使用したい方は、追加のセンサーのみを購入することで、どちらでも使えます。接続は、USB-Aタイプ。
【対応】Microsoft Windows® 7 以降: 1.0 GHz 以上プロセッサ (Intel® Core™2 Duo at 2.0GHz以上) 1 GB RAM 以上、メモリ4GB 以上(推奨) 1USB Port、768 pixels以上 ◎Mac OS® X 10.7 Lion 以降: Core™2 Duo at 1.8GHz 以上 1USB Port
HRV呼吸法コーチ・レベル2
HRV呼吸法コーチ〈レベル1〉修了者対象。
emWave Pro(Mac/PC用) を使用し、参加者のサポートするクライエントのデータをモニター、解析しながらトレーニングをコーチングするケーススタディ。
トラウマ、PTSD、うつ、パニック、強迫、疼痛などの症状改善やパーフォーマンスアップなど、臨床に対応できるステップ。
オンラインでのマンツーマン指導のため、日程は自由。レベル1の復習動画自習付き。
サポートセッション 30分 X 6 回 + メールサポート(2ヶ月間)
受講費:52,800円(税込)
※クライエントはインナーバランスのセンサー、受講者はハートマス社製のemWave Pro(約60,000円)が必要です。〈購入方法はお申込み後にご案内します。〉